保育理念
ひとりひとりに生きる力を!
子育ての中で、「生きる力」についてどんな印象、感想をお持ちですか?
たとえば、
「たくさん食べて、寝て笑って健康でいられる力」
「自分の考えを相手に伝えることができる力」
「仲間作りが上手にできる力」
「自発的に意欲を持って考えることができる力」
「自分のことはできるだけ自分でしようとする力」
「学習したことをしっかり記憶でき、またそれらを活用できる力」
「自分の感情をコントロールし、社会性を発揮し、自分の居場所を見つけることができる力」・・・・・・・・
いろいろな考え方、表現の仕方があると思います。
パレット保育園の保育指針の中にある「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5 領域の1つ1つの項目に適応・順応できる力ともいえるかもしれません。
上記のような「考える」「意欲的に行動する」「コミュニケーションができる」「記憶する」「自分の感情をコントロールする」「仲間作りができる」「自発性をもつ」・・・。
これは、「高度な精神機能」と言われています。これが高度?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、保育の中ではこれを、「高度な精神機能」というのは、極々当たり前の事なんです。
最近の脳科学研究によると、これら高度な精神機能を果たしているのが頭の前の部分―前頭葉だそうです。
ですから、この前頭葉の発達こそ人間が人間たる証。つまり、前頭葉を鍛えること、大事にすることが、「子育て」でもあるし「教育」につながるわけです。
パレット保育園では、子どもたち、ひとりひとりを「大きな家族」の一員として認め、役割を認識させ、愛情を持って育てます。また意欲的な生命力を発揮できるよう「自立と自律」の精神を大切に育て、「ひとりひとりに生きる力を!」を目標に子育てします。