東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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ぐんぐんクラス(5~6歳)

第4回:どうぐ

5歳児(ぐんぐん) 5月期 第4回

学習タイム

・活動1:  …どんな時に使う物ですか。どの様に使う物ですか。どこにしまっておきますか。お話しましょう。
・活動2:  …いろいろな道具(ボルトとナットなど)を使って時計を作りましょう。
・数にチャレンジ:…針を動かして時刻を合わせましょう。

おうちの方へ

わたしたちの身のまわりには、たくさんの道具があり、いろいろな部品を使って作られているものが多くあります。
日常生活の中では「どんな部品で作られているか」など、道具を分解して調べる機会はなかなかありませんが、この絵本の中の一つに、普段、子どもたちがよく目にする時計がさまざまな細かい部品で作られていることが紹介されていて、
その部品ひとつひとつに意味があることを教えてくれています。もし、お子さんが道具に興味を示したら、「ドライバーを使ってネジを外す」などの簡単なことから挑戦させてみてください。きっと知的好奇心の幅が広がりますよ。

今週の絵本

「どうぐ」
瑞雲舎

加古里子/文・絵

第5回:おこだでませんように

5歳児(ぐんぐん) 5月期 第5回

学習タイム

・活動1:  …絵本の場面を見ながらぼくの気持ち(心情)を話しあいましょう。
・活動2:P1…あなたが嬉しかったときのことを思い出して、その顔をクレヨンで描きましょう。
・数にチャレンジ:…針を動かして時刻を合わせましょう。

おうちの方へ

大胆な絵で主人公の心情がよく表現されている絵本です。いつも怒られてばかりのボク。どこにでもありそうな子どもの姿です。大人は、ついつい子どもに愚痴を言ったり、頭ごなしに怒ってしまいます。大人にとっては一時的なものでも、子どもにとってはそれらのコトバは積み重ねであり、心に残ります。ボクなりにいろいろと考えて、七夕の短冊に1番の願い事として「おこだでませんように」と書いたのでしょう。画面に大きく書かれた一言には、涙腺がゆるみます。
「子育て」は「親育て」と言いますが、子どもの心がよくわかる1冊です。

今週の絵本

「おこだでませんように」
小学館

くすのきしげのり/作
石井聖岳/絵

第6回:中をそうぞうしてみよ

5歳児(ぐんぐん) 5月期 第6回

学習タイム

・活動1 : …?ボックスに手をい入れて中に入っている物を想像し言葉で発表する。
・数にチャレンジ:…針を動かして時刻を合わせましょう。

おうちの方へ

身近なものの中はどうなっているのでしょうか?どんなふうに見えるでしょう?「中をそうぞうしてみよ」
の言葉で想像してみてください。
この本は、線写真を使って、椅子や貯金箱、鉛筆、ボールペンなど身近なものを透視してみます。椅子に使われている釘、貯金箱にたまっているお金、鉛筆の芯など普段は見えないものを見ることができました。中を想像する楽しみを味わってみてください。

今週の絵本

「中をそうぞうしてみよ」
福音館書店

佐藤雅彦+ユーフラテス/作