ぐんぐんクラス(5~6歳)
第19回:わすれられない おくりもの
5歳児(ぐんぐん) 10月期 19回
学習タイム
・活動1:P1…モグラが教わったように、線を切り抜きをしましょう。
・活動2:P2…森の仲間を数えましょう。
・数にチャレンジ:…今回は活動➁を数にチャレンジとします。
おうちの方へ
この本は日本の電気メーカーのCMにも登場した大変に有名な絵とお話です。作者スーザン・バーレイの人柄をも想像させます。深く優しく、そして心が温まるお話です。You Tubeにもこの物語の朗読がアップロードされているなど、本だけでなくITでも見られるほど人気のある物語です。アナグマさんが遺したものは、みんなの心の中へ生き続ける、大切な愛や言葉や知恵の「宝物」です。生きていることにより、たくさんの物を与えたり、与えられたりしながら命は伝えられていくというお話です。活動ではアナグマさんが遺してくれた知恵や技に挑戦し、じゃばらに折った紙を切っていく楽しい活動を行います。
今週の絵本
評論社
スーザン・バーレイ/作絵
小川仁央/訳
第20回:かげはどこ
5歳児(ぐんぐん) 10月期 20回
学習タイム
・活動1: …キューピーに光を当てるとどうなるか実際にやってみましょう。
・活動2: …自分に光を当てて影の変化を楽しみましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い10個の操作をしましょう。
おうちの方へ
「かげ」は身近な科学です。「かげってなに?」「かげってなんでくろいの?」「かげってなんでぼく(わたし)のかたち?」こんな質問ありませんか。とっても身近だけどとっても不思議な存在の影。難しい言葉で説明するのでもなく、こういう仕組みでできるんだと答えを述べるわけでもなく、影のありのまま、見たままの姿が子どもたちの目線で描かれている絵本です。
ぐーんと伸びたり、かっくんと折れたり、ゆらゆらしたり、ふっといなくなったと思うと、ぱっと出てきたり、遠くに行ったかと思うと、ぱっと戻ってくる、そんな不思議を楽しんでほしいですね。
今週の絵本
「かげはどこ」
福音感書店
木坂涼/作
辻恵子/イラスト
第21回:しあわせミシュカ
5歳児(ぐんぐん) 10月期 21回
学習タイム
・活動1:P1…ミシュカの好きなものをお話しましょう。
・活動2:P2…「しあわせミシュカ」を粘土で作りましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い10個の操作をしましょう。
おうちの方へ
私たちは日々幸せを求め生きています。そんな大人が読むとちょっと哲学的になりますが、愛らしい表情と綺麗な色彩が素敵な心に残る1冊です。幸せは人と比べるものではありません。その人その人で価値観が違い、感じ方や受け止め方でも変わってきます。絵本に出てきた動物のように、努力も生きるためにはとても大切なことです。その人その人の幸せや価値観を、この絵本を通して子どもたちと一緒に考え、話し合ってみてはどうでしょう。今、世界では環境問題など様々な問題を抱えています。日常の生活を振り返り、幸せな気持ちを実感することはとても素晴らしいことですね。
今週の絵本
「しあわせミシュカ」
講談社
マーカス・フィスター/作
斉藤洋/訳