東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
メニュー

わくわくクラス(4~5歳)

第25回:どうするジョージ!

4歳児(わくわく) 12月期 第25回

学習タイム

・活動1:  …「どうするジョージ」の問いに自分の考えをお話しましょう。
・活動2:  …いろいろな材料を使い自分だけのジョージを作りましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い7個の操作をしましょう。

おうちの方へ

赤と紫が基調になった、シンプルでファッショナブルな絵本、作者はアイルランド生まれです。
犬のジョージ、今日はひとりでお留守番です。飼い主のハリスが「ちょっと でかけてくるけど、るすのあいだ ひとりで いいこにしていられるかい?」と尋ねるとジョージは「もちろん」「いいこにしています!」と元気に答えました!が…いい子にできなかったジョージに対するハリスの対応に子育てのあり方を改めて考えさせられる絵本です。

今週の絵本

「どうするジョージ!」
BL出版

クリス・ホートン/作
木坂 涼/訳

第26回:いろいろ1ねん

4歳児(わくわく) 12月期 第26回

学習タイム

・活動1:  …季節を感じながら春夏秋冬の木を作りましょう。
・活動2:P1…季節のを感じながら木を春夏秋冬に変化させましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い、7個の操作をしましょう。

おうちの方へ

このお話は、「あおくんときいろちゃん」や「スイミー」などでお馴染みのレオ・レオーニの作品です。
1999年に亡くなったあとに日本で翻訳されて2000年に発刊された比較的新しい絵本です。1本の木と双子の子ネズミがともに過ごす1年間を描いた絵本です。「季節によってまわりの様子は変わっても友情は変わらない」ということを感じることができ、読み終わったときに「友だちっていいな」と思わせてくれるお話です。日本にある四季という季節をこの絵本を通して感じ、あたり前のように立っている木も季節によって変化していることに着目できたらよいですね。

今週の絵本

「いろいろ1ねん」
あすなろ書房

レオ・レオーニ/作
谷川俊太郎/訳

第27回:おんがくかいのよる

4歳児(わくわく) 12月期 第27回

学習タイム

・活動1:  …ネズミたちが演奏会で作った楽器は何で出来ていましたか。映像を見ながら話し合いましょう。
・活動2:  …身近な材料で素敵な楽器を作り演奏会をしましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い7個の操作をしましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「おんがくかいのよる」です。「5ひきのすてきなねずみ」シリーズの中の1冊です。温かみのある絵はもちろんのこと、きれいなコトバ・前向きになれるコトバの文章が満載で、心が和みます。演奏会の場面では絵本から素敵な音楽が聞こえてきそうです。最初、カエルは演奏会をのぞいていたネズミに、「かえるでないものおことわり!」と言いますが、ネズミは「かえるさん、かくれていないでさあどうぞ!」と温かいコトバで歓迎します。そのコトバにカエルはみんなで楽しむことの素晴らしさを学びます。最後は、ネズミの音楽会でもなく、カエルの音楽会でもない「みんなのおんがくかい」が開かれます。仲間と一緒に過ごすことの楽しさを感じさせてくれる、この年齢に合った1冊です。また、「5ひきのすてきなねずみシリーズ」の「ひっこしだいさくせん」(日本絵本賞受賞)や、この季節にぴったりの「クリスマスのおかいもの」もお勧めです。

今週の絵本

「おんがくかいのよる」
ほるぷ出版

たしろちさと/作