わくわくクラス(4~5歳)
第4回:くいしんぼうのはなこさん
4歳児(わくわく) 5月期 4回
学習タイム
・活動1: …絵本(カボチャを食べようとしている場面)を見て、はなこさんはカボチャを1人で食べてしまいましたが、本当はどうすれば良かったと思いますか。自分の考えをお話ししましょう。
・活動2:P1…折り紙をちぎってはなこさんを作りましょう。
・活動3:P2…牧場にいるウシたちを同じ数ずつ小屋に入れるには、何頭ずつ入れればよいですか。小屋の中にその数だけおはじきを置きましょう。
・数チャレ: …5個おはじきを取りましょう。
おうちの方へ
干草はいや!トウモロコシの粉もいや!クローバーが欲しい!というように、とてもわがままに育ってしまった子牛のはなこ。ある日のこと、みんなの食べ物を独り占めして食べ過ぎてしまい、おなかが破裂寸前! 牧場の牛たちは大騒ぎ。たくさんの人たちや獣医さんもかけつけて、大きな注射をプスリ!「1人で欲張ると良くない」「お友だちのことも考えてあげる」ことを自然に伝えることができるお話です。何でも独り占めしたくなるところなどは、子どもたちにも思い当たるふしがあり、はなこさんの一大事にどきどきしながらお話を聞いていたのではないでしょうか。
今週の絵本
「くいしんぼうのはなこさん」
福音館書店
いしいももこ/文
なかたにちよこ/絵
第5回:じぶんだけの いろ
4歳児(わくわく) 5月期 5回
学習タイム
・活動1:P1…カメレオンが葉っぱのおうちに同じ数ずつ帰ると、何匹ずつになりますか。葉っぱの上に同じ数だけおはじきを置きましょう。
・活動2: …セロハンをかざしていろいろな物を見て色の変化を楽しみましょう。
・数チャレ: …10匹のカメレオンを数えましょう。
おうちの方へ
動物はそれぞれ自分の色を持っていますが、カメレオンは周りの色に合わせて色が変わってしまい、自分の色がありません。ある日、自分の色を持てないことを嘆いていたカメレオンが、1匹のカメレオンに出会います。そして、2匹が一緒に過ごすことで、周りがどんなに変わっても、いつも2匹は同じでいられることに気がつきます。どのページも色彩豊かで、見ているだけで癒される絵、そしてシンプルな内容の中にも素敵なメッセージが込められている1冊です。
今週の絵本
「じぶんだけの いろ」
好学社
レオ=レオニ/作・絵
谷川俊太郎/訳
第6回:三びきのやぎの がらがらどん
4歳児(わくわく) 5月期 6回
学習タイム
・活動1: …お話を思い出し、質問に答えましょう。
・活動2:P1…がらがらどんが橋を渡れるように点線をなぞりましょう。
・活動3: …はさみを使って線の通りに四角のうずまき線を切りましょう。
・数チャレ: …5個おはじきを取りましょう。
おうちの方へ
北欧民話(昔話)として日本でもよく読まれているこの絵本は、タイトルの通り、3匹の大中小のヤギが登場するお話。名前はみんな「がらがらどん」ある日、美味しい草を食べて太ろうと、山に3匹で向かいます。ところが、途中にある橋で怖いトロルに出会ってしまいます。どうしても橋を渡りたい3匹は、どうやって橋を渡ろうか知恵をしぼって考えます。最後には見事1番大きいがらがらどんがトロルをやっつけます。画面いっぱいに大胆に描かれている迫力のある絵と、リズミカルで簡潔なストーリーが魅力で、何度でも読みたくなる子どもに大人気の1冊です。
今週の絵本
「三びきのやぎの がらがらどん」
福音館書店
マーシャ・ブラウン/絵
せたていじ/訳