東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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すくすくクラス(1~2歳)

第19回:なにをたべてきたの?

1歳児(すくすく)10月期 第19回

学習タイム

・活動1:P1…白ぶたくんの食べたものはなあに?
・活動2:P2…クレヨンで色を塗り、甘くて美味しいメロンにしましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「2個」取り果物シールと交換しましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

食べ物に興味がでてきた年頃から楽しめる1冊です。かわいい絵とストーリーの中に、白ぶたくんの表情がいきいきと表現されています。白ぶたくんは、リンゴ・レモン・メロン・ブドウと食べていきますが、お腹の中に食べたものの色が透けてみえます。子どもたちの好奇心をくすぐります。どんどん色が増えていき色もとても綺麗です。最後には石鹸を食べてお腹の中が「ぷくん ぷくん」となり、シャボン玉になって全部の色と一緒に飛んでいってしまいますが、よく見ると白ぶたくんが大きく成長しています。今週の絵本は色と具体物を一致させたり変化に気付かせたりと、子どもの観察力と色への興味を多く刺激していきます。

今週の絵本

「なにをたべてきたの?」
佼成出版社

岸田衿子/文
長野博一/絵

第20回:かくれんぼ かくれんぼ

1歳児(すくすく)10月期 第20回

学習タイム

・活動1:  …ゾウとネズミと一緒にかくれんぼ遊びをしましょう。
・活動2:P1…ゾウとネズミの大きさを比べてそれぞれにあったドアの家に入れてあげましょう。
・数にチャレンジ:…動物さんとドアはそれぞれいくつある?数を数えてみましょう。※<活動2>の中で実施します。

おうちの方へ

想像力と期待を膨らませてくれる斬新奇抜な着想で描かれています。絵が可愛いらしく、ことばのリズムが気持ちよく、隠れていた場所が動物に変化する場面がとても愉快なのです。また体の大きさで「比べる」ことを意識した絵本でもあり、大きさの違う可愛い動物たちが、たくさん出てくるのも魅力の1つです。子ども(小さい)から見た世界と、私たち大人(大きい)が見た世界とでは、こんなに違うものかと驚いてしまいます。視点の違いや視点の変化の面白さを親子で確かめ、楽しみながら読んでみてください。

今週の絵本

「かくれんぼ かくれんぼ」
偕成社

五味太郎/作

第21回:ぎったん ばっこん

1歳児(すくすく)10月期 第21回

学習タイム

・活動1:  …「ぎったん ばっこん」と、シーソーを動かしてみましょう。
・活動2:  …シーソーに動物カードを乗せましょう。2種類の動物の大きさ(重さ)に合わせてシーソーを動かしましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを「2個」取ってシーソーと交換しましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

小さい子から大きい子まで楽しめる絵本。年齢によって目の付け所も変わってくます。小さい子には動物たちの遊ぶ姿や擬音と共に、シーソーの動きを楽しみながら見せてあげましょう。3歳頃からは登場した動物や数に興味を持ったり、また、シーソーの動きの変化にも目を配るようになり「つり合い」「バランス」など、比較する目を養ってくれます。「重い⇔軽い」「大きい⇔小さい」「高い⇔低い」などの比較の言葉が何度も繰り返し出てくることで絵本を楽しむと共に、比べることを頭で理解できるようになってくると楽しみ方がより広がってくることでしょう。

今週の絵本

「ぎったん ばっこん」
文化出版

なかえよしお/文
上野紀子/絵