東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
メニュー

すくすくクラス(1~2歳)

第16回:くらいくらい

1歳児(すくすく)9月期 第16回

学習タイム

・活動1:  …この影は誰でしょう。
・活動2:P1…黒い影と同じ形を見つけて上に置いてみましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「2個」取って〇△□カードと交換しましょう。※<活動2>の中で実施します。

おうちの方へ

「まっくら くら くら くらーい くらい」の言葉で進行します。電気をつけたり消したりすることに興味を持つこの時期にぴったりな1冊です。一瞬のうちに暗い闇の中から明るい光りある世界へと変わり、かわいい動物たちが姿を現します。暗い闇の中のページを見ながら、「電気をつけると誰が出てくるかな?」と問いかけることで、シルエットから子ども達の想像力をかきたてることができます。言葉のリズムと「明るい」「暗い」の光の変化にスリルを味わうことができる。愉快なそしてとても楽しめる絵本です。

今週の絵本

「くらいくらい」
福音館書店

はせがわせつこ/文
やぎゅうげんいちろう/絵

第17回:とってください

1歳児(すくすく)9月期 第17回

学習タイム

・活動1:P1…「取って下さい」「ありがとう」の言葉を言ってクマさんにはりんご、リスさんにはみかんを取ってもらい、それぞれの動物さんにあげましょう。
・活動2:P2…木にくだものいっぱい実らせて動物さんたちに取ってあげましょう。
・数にチャレンジ:…動物さん何匹いるかな?数えてみましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

絵の色が綺麗で見れば見るほどリアルでとても丁寧に描かれているこの絵本、動物たちの微笑ましい会話を聞くと心が安らぎます。「取って下さい」「ありがとう」の繰り返しがテンポよく展開し見ている方もちょこんと頭を下げたくなります。この時期の子どもは年上の子に憧れ、同じことをしたくなります。また、人の物を欲しくなったり、羨ましがったりもします。そんな時期だからこそ、心優しい動物たちのやりとりが見事に表現されたこの1冊に出会わせてあげたいと思います。

今週の絵本

「とってください」
福音館書店

福知 伸夫/作

第18回:どうすればいいのかな?

1歳児(すくすく)9月期 第18回

学習タイム

・活動1:P1…クマさんに、シャツ・パンツ・帽子を着させてあげましょう。
・活動2:P2…クマさんと一緒に楽しく遊びましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「2個」取って洋服と交換しましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

この時期の子ども達が一生懸命に練習している「衣服の着脱」をテーマにした絵本です。
シャツの着方や帽子のかぶり方、靴やパンツのはき方などクマさんが一生懸命に着脱している姿は応援したくもなります。クマさんをみて衣服の着脱方法などのお手本になると良いです。今日から少しずつ自分でできる簡単なことはぜひチャレンジさせてみてください。はじめは上手にできなくても、応援し、見守り、できたらほめてあげること。それがお子さんの「自立」への第一歩です。

今週の絵本

「どうすればいいのかな?」
福音館書店

わたなべしげお/文
おおともやすお/絵