東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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すくすくバックナンバー

第1回:ぱくぱくたべたら はみがきだ!

1歳児(すくすく)4月期  第1回

学習タイム

・活動1:P1…お腹を空かせたクマさんに2枚のパンを食べさせてあげましょう。
・活動2:P1…パンを食べたくまさんと歯磨きをしましょう。

おうちの方へ

「歯磨き」は毎日の習慣、楽しく行えるのが一番ですが、お子さんは楽しく「歯磨き」していますか?
「歯磨き」をテーマにした絵本はたくさん出版されています。今週の絵本は「虫歯になると痛いから歯を磨く」という視点ではなく、「歯磨きって楽しいな」と思えるような内容でお話が展開されています。しかけをめくると「上の歯ごしごし」「下の歯ごしごし」と変化するところも楽しいですね。歯磨きだけでなく、洗顔、着替え、片付けなどの生活する力も、こんなふうに楽しく身につけてほしいと思います。是非、このような生活絵本をご家庭でも楽しんで読み、興味を広げてみてください。

今週の絵本

「ぱくぱくたべたら はみがきだ!」
世界文化社

きむらゆういち/作
みやもとえつよし/絵

第2回:おはよう あさごはん

1歳児(すくすく)4月期  第2回

学習タイム

・活動1:P1…お皿の中の食べ物にごしごし色を塗って美味しそうなご馳走にしましょう。
・活動2:P1…「いただきます」「ごちそうさま」のことばと共に美味しくなったご馳走を食べる真似っこ遊びをして楽しみましょう。

おうちの方へ

日常には食べ物があふれています。子どもは身近な食べ物から関心を持つのではないでしょうか。特に、おうちの方がお料理する姿を子どもは興味を持って見ています。この絵本では、日常の日本の食事が楽しく紹介されています。ことばも「ほかほか ごはん」「ほわほわ おみそしる」「とぽとぽ おちゃ」など、楽しく表現されていて、美味しそうです。お皿やコップから湯気まで伝わってきそうです。是非この機会に、食べ物だけではなく、日本の文化であるお茶碗やお椀、小鉢や箸などの並べ方など、子どもの躾にも役立たせてください。日々の生活の中でのちょっとした働きかけから、食事のマナーなども身についていきます。

今週の絵本

「おはよう あさごはん」

ひさかたチャイルド
真珠 まりこ/作・絵

第3回:くだもの

1歳児(すくすく)4月期  第3回

学習タイム

・活動1: …みんなでお買い物ごっこをしましょう。
・活動2: …美味しいいちごを作りましょう。

おうちの方へ

果物のみずみずしさが伝わってくる、丁寧な描写で描かれた絵本です。遠くから甘酸っぱい匂いがして思わず手を伸ばし、口に入れたくなります。大きくカラフルに描かれた絵は本物そっくりで、とても美味しそうです。果物を食べるときの「サクッサクッ」「ツルツル」の音が聞こえそうです。「さぁ、どうぞ」の言葉に合わせ、感覚行動を行い、五感を刺激してみてください。子どもにとってこれからは、食べ物が一番魅力を感じる時期になってきます。今回の授業では、絵本を通じて色や果物の名前、音や匂いなど全ての感覚をバランスよく刺激していきます。

今週の絵本

「くだもの」
福音館書店

平山和子/作

第4回:アリの おでかけ

1歳児(すくすく)5月期 第4回

学習タイム

・活動1:  …バスが走れるように、タイヤを「2個」貼りましょう。
・活動2:  …バスに色を塗りましょう。
・数チャレ: …※<活動1>を数にチャレンジとします。

おうちの方へ

アリさんたちはバスに乗り、お出かけします。小さなアリから見える世界はどのように見えるのでしょうか。山あり、谷あり、坂あり、森あり。「ぶーぶー」のリズムに乗りながら凸凹の道を走ります。楽しい擬音のリズムに乗って走る道は、何とワニやラクダやライオンやゾウの背中です。ユニークな描写がより子どもの気持ちをわくわくさせます。最後は動物園で仲良くお弁当を食べている姿が愛らしくホッとします。身体の大きさの違いにより、それぞれの視野が異なる世界の変化に、子どもたちの想像力が高まることでしょう。

今週の絵本

「アリの おでかけ」
白泉社

西村敏雄/作

第5回:おふろにおいで

1歳児(すくすく)5月期 第5回

学習タイム

・活動1:P1…お風呂にお湯を入れてあげましょう。
・活動2:P2…ブタさん・カメさんも一緒におふろに入れてあげましょう。
・数チャレ: …お皿のおはじきを数えて(2個)お腹を空かせたお友達にあげましょう。

おうちの方へ

子どもたちの大好きな動物たちがいろいろなおふろの入り方をします。たとえばかには泡ぶくお風呂で「ちゃぷちゃぷ ぷくぷく かにおふろ。ぷくぷく ぷあーり いいきもち。」へびは、長い体を器用に「ずる ずる ずるーり いい気持ち!」といった具合、最後にはみんなでお風呂に一緒に入ります。リズミカルな文章とオノマトペも楽しいお話です。こういう絵本を読むと、毎日入るお風呂がより身近な楽しいものになるのはもちろんのこと、お風呂嫌いな子も、お風呂が大好きになってしまうことでしょう。

今週の絵本

「おふろにおいで」

アリス館
ひろかわさえこ/作

第6回:ぴょーん

1歳児(すくすく)5月期 第6回

学習タイム

・活動1:  …「ぴょーん」のことばに合わせて、カエルさんをジャンプさせてみましょう。
・活動2:  …お腹を空かせたカエルさんにりんごを「2個」あげましょう。
・数チャレ: …※<活動➁>を数にチャレンジとします。

おうちの方へ

ページをめくるたびにいろんないきものが「ぴょーん」と跳び上がり、れぞれのユーモラスな仕草が楽しいイラストですが、いきものたちのフォルムは正確。楽しみながら、科学への視点がひらけるこの本は、2000年の発売から日本だけでなく、世界各国で愛され続けている絵本なのです。作者は、海外に行った帰りの飛行機が急にゆれて、体がぴょーん!と上がる感じがしたとき、この絵本のアイデアがひらめいたんだそうです。自分が楽しいと思うことを形にしている作者ならではの発想が 子ども心をくすぐり、共感を得ているのだと思います。絵本に合わせて子どもたちも一緒に跳び上がる姿が目に浮かぶ、そんな楽しい絵本です。大人も一緒に「ぴょーん」と跳び上がってみませんか?

今週の絵本

「ぴょーん」
ポプラ社

まつおかたつひで/作

第7回:おさんぽ おさんぽ

1歳児(すくすく)6月期 第7回

学習タイム

・活動1:P1…カエル(カタツムリ)はどっち?
・活動2:P2…折り紙をクシャクシャ丸め、アジサイの花にしましょう。
・数にチャレンジ …お友だちは何匹いますか?同じ数(2個)だけりんご(シール)を取ってお友だちにあげましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

この絵本は、梅雨時のお散歩の様子や情景を子どもの足元目線で描くことで臨場感がいきいきと伝わる絵本となっています。この時期の子どもは、日常的な生活習慣が徐々に身につき、自分の靴や洋服なども少しずつ自分で着脱できるようになってきます。そんな子どもたちにとって、なぜ雨の時には傘をさすのか?長靴を履くのか?を考えたり、お天気に興味を持つきっかけになることでしょう。また、生活に必要な道具に興味を持ち、視野が大きく広がる時期でもありますから、ぜひこの絵本を通して、親子で一緒に雨上がりの様子をワクワクしながら楽しんでみてください。

今週の絵本

「おさんぽ  おさんぽ」
福音館書店

ひろのたかこ/作

第8回:はらぺこあおむし

1歳児(すくすく)6月期 第8回

学習タイム

・活動1:P1… お腹を空かせているあおむしさんにりんごを2個あげましょう。
・活動2:P2…ちょうちょに色を塗りましょう。
・数にチャレンジ …<活動1>を数にチャレンジとします。

おうちの方へ

だれもが知る、色使いが見事なこの本は、世界的に有名なエリック・カールが妹のクリスターにささげた本です。仕掛け絵本の楽しさももちろんですが、「卵」から「ちょうちょ」になるまでの様子を、魅力いっぱいに表現してくれています。途中のあおむしの様子に子どもたちは、ワクワクと共に、ハラハラ、ドキドキさせられて、1ページめくるごとに新しい世界が広がります。変化に富んだ展開に子どもたちはもう、夢中になるのです。加えて全体のことばの使い方がリズミカルに楽しく表現され、子どもたちも自然とことばを覚えていくことでしょう。

今週の絵本

「はらぺこあおむし」

偕成社
エリック・カール/作
もりひさし/訳

第9回:ばけばけばけばけばけたくん

1歳児(すくすく)6月期 第9回

学習タイム

・活動1:P1…お腹を空かせたばけたくんに、美味しいものをたくさん食べさせてあげましょう。
・活動2:  …クレヨンで美味しいものを描いて、ばけたくんを変身させましょう。
・数にチャレンジ …りんごはいくつある?数を数えて(2個)お腹を空かせているばけたくんにあげましょう。 ※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

食いしん坊のおばけ「ばけたくん」が夜中に台所でパクパク。いちごにスパゲティーにキャンディーなどなど。あれあれ、食べた物に化けちゃった!?と言った具合に楽しく展開するこの絵本。「ばけばけばけばけ・・・」舌をかみそうになりながら題名を読んでいるだけで、子ども達はもう嬉しそう。試しに一度言ってみてください。スムーズに1回で言えましたか?次々に子どもの大好きな食べものに化ける「ばけたくん」の変化と、リズム感のあることばが楽しい絵本です。ストーリーはシンプルで明快!この時期の子どもたちにぴったりの、とても絵本らしい遊びとワクワク感とユーモアに溢れた一冊です。

今週の絵本

「ばけばけばけばけばけたくん」
大日本図書

岩田明子/文・絵

第10回:きんぎょが にげた

1歳児(すくすく)7月期 第10回

学習タイム

・活動1:P1…「♪にーげた にげた どーこに にげた?」逃げた金魚とウサギを見つけてシールを貼りましょう。
・活動2:P2…金魚鉢にお水を入れてあげましょう。
・数にチャレンジ …シールはいくつありますか?数えましょう。(2枚)※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

この本はどなたでも目にする人気の高い絵本です。年齢に関係なく、子ども達のお気に入りの1冊でもあります。「きんぎょがにげた どこににげた?」など、ことばをたくさん覚えるきっかけになる絵本でもあります。何度も読んでいるうちに視野も広がり、金魚以外の絵全体を楽しむようになり、「果物」「動物」「乗り物」などにも興味を示すようになります。観察することや比較することで、さまざまな視点から興味が広がっていくようになります。水の中で生活する金魚が次から次へと実際ではありえない場所に隠れていく面白さ。五味太郎さんならではの楽しみ方が詰まった絵本です。

今週の絵本

「きんぎょが にげた」
福音館書店

五味太郎/作

第11回:はなびドーン

1歳児(すくすく)7月期 第11回

学習タイム

・活動1:P1…〇△□のシールを貼って、綺麗な花火を光らせましょう。
・活動2:P2…クレヨンを使ってもっと綺麗な花火の花を咲かせましょう。
・数にチャレンジ …お皿のおはじきを数えて(2個)お腹を空かせたお友達にあげましょう。

おうちの方へ

「シューッ、シューッ、パパパーン、キラキラキラ」大玉、柳に連続花火、次から次にまるで万華鏡のように色や形を変えて繰り返される花火は、理屈抜きで楽しいですね。「1歳クラスの子ども達にとってはまだ本物の花火だって見たことないのに伝わるのかな?」なんて思う方もいるかもしれませんが、この華やかな色や形、ストーリーは無く繰り返される音のリズムや「シューッ ドーン」のオノマトペなどは小さな子ども達がワクワクせずにはいられないはずです。大人になっても花火を見ることがちっとも飽きない、その秘密まで解ってしまうような、そんな夏にぴったりの素敵な絵本です。

今週の絵本

「はなびドーン」
童心社

カズコ・G・ストーン

第12回:おべんとうなあに?

1歳児(すくすく)7月期 第12回

学習タイム

・活動1:  …おかず屋さんで形の違う3つのおかずを買いましょう。それぞれどんな形をしているかな?確認してみましょう。
・活動2:P1…形の違う3つのおかずを、それぞれぴったりの場所に入れてお弁当
を完成させましょう。
・数にチャレンジ …5対2どちらが多い?多い方を選んでおかずと交換しましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

この絵本は友達大好きシリーズの「2」です。全部で3シリーズあり、どれも温かい気持ちになる内容です。少しずつまわりの事がわかってくるこの時期は、お友達にも興味を示していきます。絵や色のタッチが優しく、絵を見るだけでストーリーが伝わってきます。擬音使いも動きがあり、背景がより身近に感じられます。そして登場する動物たちのほのぼのとした表情や様子が、子どものハートを惹きつけます。みんなで楽しく遊んだ後はお弁当。「お弁当なあに?」とそれぞれ見せ合います。中身はバラエティーに富んでいてお家の方も必見、参考になりそうです。子どものそばに置いておきたい心温まる1冊です。

今週の絵本

「おべんとうなあに?」
偕成社

山脇恭/作
末崎茂樹/絵

第13回:くるまで おでかけ

1歳児(すくすく)8月期 第13回

学習タイム

・活動1:  …おはじき「2個」と車を交換して走らせてみましょう。
・活動2:  …道を走らせ「くねくね ひゅーん」とドライブごっこを楽しみましょう。
・数にチャレンジ …今回は<活動1>を「数にチャレンジ」とします。

おうちの方へ

車で「でこぼこ」道や「くねくね」道を走ります。道にそって指でなぞっていくのは、この年代ではまだ難しい課題ですが、車(ミニカー)を手に持つと、楽しんで走らせることができます。途中に出てくるお店や生き物たち、山や野原やトンネルなど、ワクワクしながらいろいろなものに出会います。ことばの世界も広がっていきます。今回、活動の中で実際に車を走らせ、いろいろな道、いろいろな場所をドライブしてみました。是非ご家庭でも、親子でドライブごっこを通して楽しい会話を広げてみてください。

今週の絵本

「くるまで おでかけ」
ひさかたチャイルド

高木あきこ/作
田頭よしたか/絵

第14回:やさいさん

1歳児(すくすく)8月期 第14回

学習タイム

・活動1:P1…人参さん・大根さんと仲良く遊びましょう。
・活動2:P2…人参さんが美味しくなるように色を塗りましょう。
・数にチャレンジ …畑の野菜がいくつ採れたか数えてみましょう(2個)※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

どの家庭にも買い置きしてある、おなじみの野菜が沢山登場する認識絵本です。この時期の子ども達は、食べることに大変に興味を持ちます。野菜の仕掛け絵本は子どもにはたまりません。「いない いない バァ」の様に楽しいのでしょう。「やさいさん やさいさん だあれ」「すっぽーん にんじんさん」と、擬音も擬態語も素晴らしく、雰囲気を盛上げてくれます。仕掛けを開ける瞬間が楽しく、野菜が好きになれそうです。根菜の葉っぱの部分を見る機会は少ないですが、これを機会に特徴をとらえたりして、子ども達と一緒に野菜の世界を広げてみてください。自然と食育にも繋がっていきますよ。

今週の絵本

「やさいさん」
学研教育出版

tupera tupera/作

第15回:おばけだぞぉー!

1歳児(すくすく)8月期 第15回

学習タイム

・活動1:P1…パコームの友達2人にシール「2個」を分けっこして貼りましょう。
・活動2:  …パコーム人形を作って遊びましょう。
・数にチャレンジ …今回は<活動1>を「数にチャレンジ」とします。

おうちの方へ

なかよしおばけシリーズの中の1冊です。「おばけパーティー」「おばけ、びょうきになる」「おばけ、ネス湖へいく」「おばけ まほうにかかる」「おばけの地下室たんけん」等、ほるぷ出版から発行されています。生活感があるおばけの作品は、ユニークな魅力でいっぱいです。いたずらが大好きでお茶目なおばけのパコームは、絵本の中でも子ども達と一緒になって遊んだり、隠れたりして大活躍。ご家庭でもかわいいおばけのパコームになって、お話ししたり身体を動かしたりして、楽しく遊んでみてはいかがでしょうか?

今週の絵本

「おばけだぞぉー!」
ほるぷ出版

ジャック・デュケノワ/作
おおさわあきら/訳

第16回:くらいくらい

1歳児(すくすく)9月期 第16回

学習タイム

・活動1:  …この影は誰でしょう。
・活動2:P1…黒い影と同じ形を見つけて上に置いてみましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「2個」取って〇△□カードと交換しましょう。※<活動2>の中で実施します。

おうちの方へ

「まっくら くら くら くらーい くらい」の言葉で進行します。電気をつけたり消したりすることに興味を持つこの時期にぴったりな1冊です。一瞬のうちに暗い闇の中から明るい光りある世界へと変わり、かわいい動物たちが姿を現します。暗い闇の中のページを見ながら、「電気をつけると誰が出てくるかな?」と問いかけることで、シルエットから子ども達の想像力をかきたてることができます。言葉のリズムと「明るい」「暗い」の光の変化にスリルを味わうことができる。愉快なそしてとても楽しめる絵本です。

今週の絵本

「くらいくらい」
福音館書店

はせがわせつこ/文
やぎゅうげんいちろう/絵

第17回:とってください

1歳児(すくすく)9月期 第17回

学習タイム

・活動1:P1…「取って下さい」「ありがとう」の言葉を言ってクマさんにはりんご、リスさんにはみかんを取ってもらい、それぞれの動物さんにあげましょう。
・活動2:P2…木にくだものいっぱい実らせて動物さんたちに取ってあげましょう。
・数にチャレンジ:…動物さん何匹いるかな?数えてみましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

絵の色が綺麗で見れば見るほどリアルでとても丁寧に描かれているこの絵本、動物たちの微笑ましい会話を聞くと心が安らぎます。「取って下さい」「ありがとう」の繰り返しがテンポよく展開し見ている方もちょこんと頭を下げたくなります。この時期の子どもは年上の子に憧れ、同じことをしたくなります。また、人の物を欲しくなったり、羨ましがったりもします。そんな時期だからこそ、心優しい動物たちのやりとりが見事に表現されたこの1冊に出会わせてあげたいと思います。

今週の絵本

「とってください」
福音館書店

福知 伸夫/作

第18回:どうすればいいのかな?

1歳児(すくすく)9月期 第18回

学習タイム

・活動1:P1…クマさんに、シャツ・パンツ・帽子を着させてあげましょう。
・活動2:P2…クマさんと一緒に楽しく遊びましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「2個」取って洋服と交換しましょう。※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

この時期の子ども達が一生懸命に練習している「衣服の着脱」をテーマにした絵本です。
シャツの着方や帽子のかぶり方、靴やパンツのはき方などクマさんが一生懸命に着脱している姿は応援したくもなります。クマさんをみて衣服の着脱方法などのお手本になると良いです。今日から少しずつ自分でできる簡単なことはぜひチャレンジさせてみてください。はじめは上手にできなくても、応援し、見守り、できたらほめてあげること。それがお子さんの「自立」への第一歩です。

今週の絵本

「どうすればいいのかな?」
福音館書店

わたなべしげお/文
おおともやすお/絵