東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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きらきらクラス(2~3歳)

第34回:こびとの くつや

2歳児(きらきら) 3月期 第34回

学習タイム

・活動1: P1…同じ靴をぴったんこ(対)にして靴箱にしまいましょう。
・活動2:  …靴の穴に紐を通して素敵な靴を完成させましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「4個」と交換で靴を買いましょう。
※<活動2>の中で実施します。

おうちの方へ

昔話やグリム童話の中には、残酷なストーリーや悲しい結末で終わるお話もありますが、今回の「こびとのくつや」は内容も温かく、最後までほっこりした気持ちで読める絵本です。小人たちがせっせと靴を作る姿、想像しただけでも楽しくなりますね。今回は、お話を楽しむとともに生活に身近な「くつ」を使って、2つ揃って1つのものになることに注目しました。靴の他、靴下や手袋・お箸などもそうですね。「1足、2足…」「1膳、2膳…」普段の生活でも意識して見ていきましょう。また、小人の靴屋さんの靴を作るところから、紐通しに発展させて楽しみました。絵本をきっかけとして、「トントン・シュシュ」手先の巧緻性にも注目してみると良いですね。

今週の絵本

「こびとの くつや」
金の星社

グリム/原作
いもとようこ/文絵

第35回:とりかえっこ

2歳児(きらきら) 3月期 第35回

学習タイム

・活動1:P1…ひよこさんが鳴き声をとりかえっこしたのはだれでしょう。答えを指さしてみましょう。
・活動2:P2…クレヨンを使って塗り絵をしましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「4個」を数えて、お腹を空かせたお友だちにあげましょう。

おうちの方へ

かわいらしい表紙の絵に誰もが目をひかれます。ヒヨコが森に遊びに行くお話です。そこで出会った仲間と鳴き声のとりかえっこをする繰り返し絵本です。単調な絵ですが、鳴きながら歩く姿がかわいらしく色使いにも深みがあり、動画さながらです。この絵本は、読み手の口調や鳴き声の表現方法で、子どもの興味が変わってきます。リズムを変えながら鳴き声を工夫し、子どもの五感をさまざまな方向から刺激してください。自然と動物たちの鳴き声を真似したくなることでしょう。

今週の絵本

「とりかえっこ」
ポプラ社

さとうわきこ/作
二俣英五郎/絵

第36回:ありがとうのえほん

2歳児(きらきら) 3月期 第36回

学習タイム

・活動1:  …感謝の気持ちを込めて「ありがとう」のことばを言ってみましょう。
・活動2:  …メダルの〇枠の中にシールを貼って素敵なメダルにしましょう。
・数にチャレンジ:…おはじき「4個」と交換でシールを買いましょう。
※<活動2>の中で実施します。

おうちの方へ

「コケコッコー!おはよう おんどり ありがとう きょうも ぱっちり めが さめた」こんなことばから始まるこの絵本。題名の通りページをめくるたびに、たくさんの「ありがとう」のことばが続きます。それは人に対しての「ありがとう」だけではありません。朝起きてから眠るまで、自分が生きていることに感謝し、周りの全てのものに感謝するという思いから「ありがとう」の対象が、すべての身近なものになっているのです。この感謝の気持ちって、当たり前ですが人として大切ですよね。日頃当たり前と思っていることにも、感謝の心を持って接することが、小さい頃から身についていたとしたら、素敵ですね。ぜひ子ども達にそして改めて大人にも出会って欲しい一冊です。

今週の絵本

「ありがとうのえほん」
偕成社

フランスワー・セニョーボ/作絵
なかがわちひろ/訳