Point集 幼児~児童期「食事」
①味覚は10歳まで育つと言われています。好き嫌いを減らし、様々な食材に慣れることが大切です。今は苦手でも、食卓に定期的に並べ、一口は食べてみるよう声をかけましょう。ある日突然食べられるようになることもある時期です。
②集団で食事をする楽しさを知る時期ですが、お喋りに夢中になって手が止まってしまうこともあります。お喋りしながらも手は動かし続けられると、小学校の給食の時間も安心ですね。
③お箸の導入は、スプーンの下手持ちから、お箸の持ち方につなげていきます。
お気に入りのお箸を買って、まずは食卓にお箸を並べるところから始めていきましょう。日常の遊びの中で、トングを使って玩具等のお皿移しなどの遊びを行うと、指の筋力の発達や巧緻性が養われて、お箸を持つ手が育っていきます。
④幼児期の食事は、だらだら食べや好き嫌いなど、どうしても大人の注意が多くなりがちです。しかし、この時期は食育への興味が高まる大切な時期でもあります。
ご家庭で簡単なクッキングをしたり、おかずを取り分けるなどお手伝いをしたりすることで食事の楽しさを共有し、会話や対話を大切にしましょう。


