東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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ぐんぐんクラス(5~6歳)

第25回:かずあそび ウラパン・オコサ

5歳児(ぐんぐん) 12月期25回

学習タイム

・活動1:  …「ウラパン・オコサ」のルールでいろいろな物を数えましょう。
・活動2:P1… サルは何匹いますか。その数の数字を右下の四角に書きましょう。
・数にチャレンジ:…「40」を数えましょう。※活動2の中でサルを数えます。

おうちの方へ

この絵本のリズムに合わせ、子どもたちはゲーム感覚で、偶数や奇数の数の感覚を学んでいきます。暗号遊びのように具体物を何パターンか組み合わせ、「オコサ・オコサ・ウラパン」や「オコサ・オコサ・オコサ」とリズミカルに反応します。楽しいだけではなく頭をいっぱいに使わなければ解けません。また「コトバの森」のプリント学習では、暗号・絵・言葉の一致の他に色の指示までも入ってきます。まずは難しく考えずにお子さんと一緒に「ウラパン・オコサ」を大きな声を出して言ってみてください。楽しい一時が過ごせる魅力ある1冊です。

今週の絵本

「かずあそび ウラパン・オコサ」
童心社

谷川晃一/作

第26回:手ぶくろを買いに

5歳児(ぐんぐん) 12月期26回

学習タイム

・活動1:   …お話を思い出し質問について話をしましょう。
・活動2:P1 …お話を思い出し問題に答えましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い10個の操作をしましょう。

おうちの方へ

黒井健の色鉛筆で描く優しい絵は、キツネの毛のふわふわ感や冬のひんやりした空気まで伝わってくる素晴らしい絵です。冷たい雪の日の幻想的な挿絵が暖かみを伝え、新美南吉の物語を一層引き立てます。子ギツネを思いやる母ギツネの優しさや、1人で買い物に行く子ギツネの冒険心にほのぼのしたり、わくわくしたり、物語の世界に引き込まれていきます。子ギツネが間違えた手を出したところではハラハラドキドキと、スリル満点です。文章が長く言葉も難しい部分がありますが、世界感は分かりやすく、情感がたっぷり伝わってきます。絵の持つ質感と物語の内容が上手く相互作用している優れた絵本です。

今週の絵本

「手ぶくろを買いに」
偕成社

新美南吉/作
黒井健/絵

第27回:ぐりとぐらの1ねんかん

5歳児(ぐんぐん) 12月期27回

学習タイム

・活動1:  …日本の行事について話し合いましょう。
・活動2:  …カレンダー台紙の線を切り点線を折り絵本カレンダーを作りましょう。
・数にチャレンジ: …カレンダーの数字に触れましょう。

おうちの方へ

1年間を通し、「ぐり」と「ぐら」の月ごとの過し方がすてきな絵と文章で書かれています。この本をめくりながら、四季の特徴を知り、あらためて季節や日本の文化や行事を感じることができます。1年間、ひと月ごとに季節の楽しみ方やどんな行事があるのかなどに注目していきましょう。登場する動物たちや植物の育て方、身近なものを題材に分かりやすく描かれていますので、子どもたちに教えたいことがたくさん詰まっている絵本です。今回はこの絵本を通して、1年間の季節の移り変わりの流れや衣食住について考えていきます。

今週の絵本

「ぐりとぐらの1ねんかん」
福音館書店

なかがわりえこ/作
やまわきゆりこ/絵