東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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きらきらクラス(2~3歳)

第4回:ももたろう

2歳児(きらきら) 5月期 第4回

学習タイム

・活動1:P1…ももたろうのお供をした動物は何匹いますか?きび団子を1つずつあげましょう。
・活動2:P2…ももカードを開いたり閉じたりして遊びましょう。
・数チャレ: …※<活動1>を数にチャレンジとします。

おうちの方へ

日本五大昔話の1つ『ももたろう』は「勇気や力」「知恵」を備えた理想的な子ども像として親しまれてきました。またももたろうが生まれた桃は昔から邪気をはらう力があるとして信じられていました。「シアタータイム」ではこのような昔話に触れることで、日本の文化や言葉を理解し、知的好奇心の世界を広げていくことができると考えています。また、子どもに深い知恵を与え、心を豊かにしていくことは、人の心を理解したり自分を表現したりすることにも繋がります。ぜひ幼児期に多くの昔話に触れ、子どもたちの思考を伸ばしてあげてください。

今週の絵本

「ももたろう」
岩崎書店

いもとようこ/文・絵

第5回:ぶたさんいっかの やまのぼり

2歳児(きらきら) 5月期 第5回

学習タイム

・活動1:P1…ブタさん一家、それぞれに合う帽子を被せてあげましょう。
・活動2:P2…おにぎりの大きさに合う梅干を選んで貼りましょう。
・数にチャレンジ:…➀ブタさんと帽子の数を数えてみよう(3匹・3個)➁おにぎりと梅干しの数を数えてみよう(それぞれ3個)
※<活動1・2>の中で実施します。

おうちの方へ

ブタさん一家は楽しみにしていたお弁当を早く食べたいために、せっかくの景色も見ずにどんどんとひたすら頂上を目指して山を登ります。ですが頂上に着き、お弁当を食べていると、あとから来た動物の親子が「きれいな花が咲いていた」とか、「小鳥が鳴いていた」とか、「小川に魚がいっぱいいた」とか、「すごい滝があった」とか、お話しているのを耳にします。ブタさん一家は先を急ぐばかりに何も見ていなかったことに気づき、帰りはゆっくり景色を楽しみながら山を下りて行きます。子育てでもそんな時があるように感じます。大事な時期に大切なことを慌てず焦らずしっかりと見ていきたいですね。時には、急がず「ゆっくり」「のんびり」することの大切さを教えてくれる1冊です。

今週の絵本

「ぶたさんいっかの やまのぼり」
すずき出版

浅沼とおる/作・絵

第6回:かばくん

2歳児(きらきら) 5月期 第6回

学習タイム

・活動1:P1…動物の大きさに合う大きさのキャベツを選んで貼りましょう。
・活動2:P2…りんごをたくさんカバの口の中に貼りましょう
・数にチャレンジ:…動物とキャベツの数を数えてみよう。(3匹・3個)
※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

1966年発刊で長い間読み継がれてきた絵本です。ストーリーは動物園でのカバの1日を描いたシンプルなものですが、何といってもことばが簡潔で、耳と心に残り大変魅力的、またこの絵本の大きな特徴が、視点が動物園に住むカバくん側からになっているところ。動物園が開園し、子どもたちがぞろぞろとやってくる様子を「きたきたきたきた きたきたきたきた」というシンプルなことばで表現し、それと共にいろいろな履物を履いた子どもたちの足が描かれているのです。下駄を履いている子どもがいるあたりは歴史を感じますね。

今週の絵本

「かばくん」
福音館書店

岸田衿子/作
中谷千代子/絵