東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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わくわくクラス(4~5歳)

第1回:11ぴきのねこ

4歳児(わくわく) 4月期 1回

学習タイム

・活動1:  …なぜ夜の間に魚が骨になってしまったのだと思いますか。自分の考えをみんなにお話ししましょう。
・活動2:  …魚に色を塗り、クリップをつけて魚釣りをしましょう。釣竿を持ち帰るのでお家でも魚釣りを楽しみましょう。

おうちの方へ

11匹ののらねこたちが力を合わせてさまざまな困難を乗り越え、怪物の魚をつかまえる冒険物語です。ページをめくるたびに場面がかわり、子どもたちを最後までハラハラドキドキさせ飽きることがありません。今回の活動では絵のないページを想像し、自分の感じたことをコトバでお話する活動を取り入れました。「11ぴきのねこ」シリーズは大変好評で、他にも何冊か出版されています。子どもたちが絵本好きになる最大のきっかけは「面白い!」「また読みたい!」と思える絵本と出会うことです。そういった意味では、この「11ぴきのねこ」シリーズは大変お薦めの絵本です。

今週の絵本

「11ぴきのねこ」
こぐま社

馬場のぼる/作・絵

第2回:ねずみのすもう

4歳児(わくわく) 4月期 2回

学習タイム

・活動1:  …お話を思い出して「しこふみ」や「はっけよいのこった」の表現を楽しみましょう。
・活動2:  …ネズミ用紙をハサミで切り、トントン相撲をしましょう。

おうちの方へ

「♪よいしょ どっこいしょ うんとこしょ どっこいしょ はっきたぁ ほっきたぁ」のかけ声が楽しく、子どもたちも楽しんで読める1冊です。また、ねずみたちを我が子のように大切に思いやるじいさまとばあさまの存在も印象的です。きっと子どもたちも「思いやりの心」を感じとってくれたのではないでしょうか。昔話はお話の中に子どもたちが生きていく上で大切なメッセージがこめられています。書店に並ぶ色鮮やかな絵本も良いですが、ときには「昔話」を1冊ずつ手にとり、親子で一緒になって楽しみながら読んであげることをお勧めします。

今週の絵本

「ねずみのすもう」
くもん出版

おざわとしお/再話
ふじもとしろう/絵

第3回:ぞうのエルマー

4歳児(わくわく) 4月期 3回

学習タイム

・活動1:  …エルマーはどんなゾウですか。映像を見ながら、お話を思い出してエルマーの特徴をお話ししましょう。
・活動2:P1…ゾウにいろいろな模様を描きましょう。描けたら1人ずつ前に出て、どんな模様を描いたか発表しましょう。
・活動3:P2…同じ動物同士を鉛筆でまっすぐな線を書いて結びましょう。

おうちの方へ

この絵本は、世界20カ国以上で出版され、世界中の子どもたちに愛されている人気の絵本です。主人公のエルマーは赤や黄色、白やピンクなどさまざまな色がパッチワークのようになったカラフルな体をしています。そして、性格も明るくいつもまわりの動物たちを楽しませるジャングルの人気者。仲間たちはみんなエルマーのことが大好きです。でも、そんなエルマーも自分だけまわりと体の色が違うことに悩み、何とか工夫をこらして同じになろうと試みます…。でも、たくさんの仲間に囲まれて過ごす中で、エルマーの底抜けに明るい性格が「みんなと違う」ことを悩むのではなく、「みんなと違う」ことをお祝いするパレードへと発展していきます。カラフルに彩られた、たくさんのゾウたちの楽しそうな場面でお話が締めくくられ、何とも温かい気持ちになる素敵な絵本です。

今週の絵本

「ぞうのエルマー」
BL出版

デビッド・マッキー/作絵
きたむらさとし/訳