東京・神奈川を中心に、子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園

のびのびバックナンバー

第1回:はなさかじいさん

3歳児(のびのび) 4月期 第1回

学習タイム

・活動1:P1…灰をまいたあとどんな花が咲きましたか。
その花の色で○をつけましょう。
・活動2:P2…「♪枯れ木に花を咲かせましょう」の声に合わせておりがみをちぎったり、まるめたりして木に貼りましょう。
・活動3:P3…チューリップの数を数えましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は「ここほれワンワン!」でお馴染みの「はなさかじいさん」です。昔話の中でも誰もが一度は読んだことがある、親しみを感じる1冊ではないでしょうか。
昔話は方言を使っていたり、言葉が難しかったり、挿絵に親近感がわかなかったりして、ついつい手に取る機会が少なくなりがちです。しかし、昔話は大人が語り、子どもが聞くことで長い間語り継がれてきました。その中には、子どもたちへの生きる知恵や力がたくさん描かれており、先人たちの思いがたくさん込められています。ぜひ、ご家庭でも昔話を読んであげてください。あまり昔話に興味を持たないお子さんには、子どもに伝わりやすいコトバで表現してある絵本や、挿絵が優しいタッチで描かれている絵本を選んで読んであげることをおすすめします。

今週の絵本

「はなさかじいさん」
金の星社
いもと ようこ / 文・絵

第2回:ぼく、だんごむし

3歳児(のびのび) 4月期 第2回

学習タイム

・活動1:P1…ダンゴムシのうんちはどれでしょう。○をしましょう。
・活動2:P2…紙皿に色を塗り、ダンゴムシをつくりましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「ぼく、だんごむし」です。この絵本は、主人公のダンゴムシがみんなに語りかけるようにお話が進んでいきます。
ダンゴムシがコンクリートや石を食べること、四角いうんちをすること、実は昆虫ではなくてカニやエビの仲間だということなど、大人でもあまり知らない「ダンゴムシの生態」がこの1冊に入っていて、子どもたちは興味深かったのではないでしょうか。
今度、植木鉢の下からダンゴムシを見つけたときは、短い時間でも子どもと一緒にダンゴムシを観察してみませんか。
この絵本の作者はこの他にも、「ぼく、あぶらぜみ」「わたし、くわがた」「おおかまきりの一生」など、虫をテーマにした絵本を多く出版しています。今回の絵本に興味を持ったお子さんには、他のシリーズもぜひ読んであげてください。

今週の絵本

「ぼく、だんごむし」
福音館書店
得田 之久 / 文
たかはし きよし / 絵

第3回:はるかぜ とぷう

3歳児(のびのび) 4月期 第3回

学習タイム

・活動1:P1…「ぐるぐる」と言いながら、大小のつむじかぜを描きましょう。
・活動2:  …くるくる紙飛行機をつくりましょう

おうちの方へ

今週の絵本は、春の季節にぴったりの「はるかぜ とぷう」です。
主人公の「とぷう」は、はるかぜの子。他の仲間たちと一緒に町に出かけ、さわやかな風を呼びこみます。町の人々は「やあ、はるかぜだ」「あたたかくなるぞ」とにこにこ笑顔。
ところが、次に出かけた動物園では、「とぷう」と他の風の子たちがめちゃめちゃのけんかを始めてしまいます。あっという間に、砂ぼこりが舞い上がってつむじ風が起こり、動物園の中は大騒ぎになります。そんな騒ぎを「うおー、うるさいぞ!」と一喝したのが、居眠りライオンです。ページいっぱいに広がるライオンの迫力ある表情と、ちりぢりにまとまって逃げていくはるかぜの子の表情が印象的です。
そよそよとおだやかに吹く春風、砂ぼこりが舞い上がるほど強く吹く春一番。
風が吹いた日には、「とぷうがお友だちと楽しく遊んでいるね。」「大変!とぷうがけんかしちゃっているのかな?」など、お子さんと一緒にさまざまな会話を楽しみながら春の季節を感じてください。

今週の絵本

「はるかぜ とぷう」
福音館書店
小野 かおる / 作・絵

第4回:ガンピーさんのふなあそび

3歳児(のびのび) 5月期 第1回

学習タイム

・活動1: …絵本(舟がひっくりかえった場面)を見て、どんな様子かみんなでお
話ししましょう。
・活動2:P1…ガンピーさんの履いていたくつはどれですか。○をつけましょう。
・活動3:P2…ふねを折ってガンピーさんたちを乗せてあげましょう。
・数にチャレンジ …5:4の多い方を指さしましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「ガンピーさんのふなあそび」です。
「ガンピーさんのふなあそび」は、「おおきなかぶ」や「てぶくろ」のお話のように、仲間が次々と加わるところが魅力のお話で、40年近くに渡って親しまれている絵本です。
この絵本は、動物たちがけんかを始めて舟がひっくり返ってしまう場面が印象に残りますが、舟遊びの経験のない子どもたちにとっては、「舟がひっくり返る」ということは感じにくいかもしれません。今回は、「舟が沈むのではないか…」「舟がひっくり返るのではないか…」という、どきどき感を感じられるようにお話を進めました。
登場人物が水に手を入れたり、水面をながめたりするほのぼのとした雰囲気が印象的な1冊です。

今週の絵本

「ガンピーさんのふなあそび」
ほるぷ出版
ジョン・バーニンガム / 作
みつよし なつや / 訳

第5回:ふってきました

3歳児(のびのび) 5月期 第2回

学習タイム

・活動1:P1…動物の一部分が隠れたカードをよく見て、何の動物が隠れているか○をつけましょう。
・活動2:P2・3…何がかくれているかな?プリントを二つ折りにして確かめましょう。

・活動3:  …「おちたおちた♪」の手遊びをしましょう。
・数にチャレンジ …5:4で多い方を指さしましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「ふってきました」です。
このお話は、空から次々にいろいろな動物が降ってくるという単純なものですが、幼稚園や保育園での読み聞かせでは人気のある1冊です。
音をコトバで表現することはなかなか難しく、音の感じ方は人それぞれです。
この絵本では、ワニは、「どずずん!」、ゾウは、「どかし~ん!」というコトバを使って、空から降ってくる音を表現しています。その音のコトバに強弱をつけたり、ダイナミックに表現することで、子どもたちは聞いているだけで楽しくなります。
イヌの鳴き声は、「わんわん」と表現しますが、実際に耳を澄まして聞いてみるとどんな風に聞こえるでしょうか。ぜひ、町の中で聞こえてくる音を、「どんな風に聞こえた?」と、お子さんとコトバで表現し合ってみませんか。

今週の絵本

「ふってきました」
講談社
もとした いづみ / 文
石井 聖岳 / 絵

第6回:そらいろのたね

3歳児(のびのび) 5月期 第3回

学習タイム

・活動1:  P1…どんなおうちに住みたいですか。おうちを描きましょう。
・活動2:  P2…折り紙でチューリップの花を折り、プリントに貼りましょう
・数にチャレンジ:P3…指でおさえながら、チューリップを4つ数えましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「そらいろのたね」です。「ぐりとぐら」でもおなじみの、中川李枝子さんと大村百合子さんの作品です。だれもが1度は手にする大人気の絵本作家コンビです。
この物語は、「独り占めしないで、みんなと仲良く遊ぼうね」ということを、語りかけてくれるお話です。そして家が生えてくるという発想が、子どもにとってはたまらなく面白いようですが、今回は心情的なことを理解するというより、家に興味を持ち、変化に気づくことにねらいをおいて展開しました。また、絵をよく見ていると、こっそりとぐりとぐらが登場しています。このクラスの子どもたちも見つけるかもしれません。絵本に多く触れている子は、発見が早いです。絵本は何度も読むことで反復され、コトバの意味と使う場面を学習していきます。多くの絵本に触れることにより、絵本を子どもの成長におおいに役立てていきましょう。

今週の絵本

「そらいろのたね」
福音館書店
なかがわ りえこ / 文
おおむら ゆりこ / 絵

第7回:はっぱのおうち

3歳児(のびのび) 6月期 第1回

学習タイム

・活動1:P1…上の絵と下の絵を見て、同じ音で始まる絵を線で結びましょう。
・活動3:P2…折り紙をちぎって、はっぱのお家を作りましょう。ちぎった折り紙をのりでプリントに貼りましょう。
・数にチャレンジ …5:4で多い方を指さしましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「はっぱのおうち」です。
絵を描いたのは、「はじめてのおつかい」や「おふろだいすき」でもお馴染みの林明子さんです。「はっぱのおうち」は、子どもの視点でしか感じられない、小さな世界が描かれているところが印象的です。雨の音、はっぱの影でがさごそする虫の音、女の子が虫たちに語りかける温かみのあるコトバ、虫たちの表情…。どれもが魅力的で1ページずつゆっくりめくって楽しみたい1冊です。最後の「ほんとのおうちへかえろう。みんなかえろう。おかあさんがまってるもん。」というコトバで、女の子が目を輝かせて「はっぱのおうち」での出来事をお母さんに話す様子が目に浮かびます。ぜひ、ご家庭でも忙しい手を少し止めて、お子さんの話を聞いてあげてみませんか。

今週の絵本

「はっぱのおうち」
福音館書店

征矢 清 / 作
林 明子 / 絵

第8回:あなたのいえ わたしのいえ

3歳児(のびのび) 6月期 第2回

学習タイム

・活動1:P1…点と点をつないで家の屋根を描きましょう。クレヨンで屋根に色を塗りましょう。
・活動2:  …お家プリントにドアカードを貼りましょう。
・活動3:P2・3…三角プレートを使ってお家を作りましょう。
・数にチャレンジ …5:4で多い方を指さしましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「あなたのいえ わたしのいえ」です。
「あなたのいえ わたしのいえ」は、「だるまちゃんとてんぐちゃん」などでおなじみの加古里子(かこさとし)さんの絵本です。1969年に発行されてから長年親しまれている絵本で、絵の表現もやわらかく、とても温かみがあります。「どうして家があるの?」という内容からお話が始まり、ドアにも床にも屋根にもトイレにも、家の機能にはすべて意味があるということをわかりやすく説明しています。この絵本をきっかけに、「どうしてカーテンをつけるの?」「どうして鍵があるの?」など、子どもたちの「なぜ?」の問いかけが増えるのではないでしょうか。お子さんが、「なぜ?」「どうして?」と質問してきたら、ぜひ家事の手をとめて、一緒に考えてあげてください。問いかけに答えてあげることで、ますます好奇心旺盛なお子さんに成長することでしょう。

今週の絵本

「あなたのいえ わたしのいえ」
福音館書店

加古 里子 / 文・絵

第9回:おたまじゃくしの101ちゃん

3歳児(のびのび) 6月期 第3回

学習タイム

・活動1:P1…オタマジャクシのお母さんはどれですか。合う絵を下から探して○をつけましょう。
・活動2:P2…「♪まるかいてちょん」のリズムに合わせてオタマジャクシをたくさん描きましょう。
・活動3:P3…どっちが多いですか。多いほうにシールを貼りましょう。
・数にチャレンシ: …シールを5枚の中から4枚取りましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「おたまじゃくしの101ちゃん」です。
この絵本は、オタマジャクシの親子愛ときょうだい愛をたくさん感じる温かみのあるお話です。1~2歳の頃は物語(ストーリー)よりも、絵を楽しむことで、絵本の楽しさを感じていたと思います。3歳頃からは、絵を見て楽しむ世界から、物語を理解して楽しむ世界へ入る時期になってきたのではないでしょうか。今回の絵本は感情が移入しやすい内容なので、「お母さんカエルが死んでしまったのでは…。」と心配する場面では思わず涙が出てしまったり、「かわいそう!」という声があがったり、子どもによっていろいろな感じ方があると思います。物語の理解が深まるこの時期に、ぜひご家庭でも「親子愛」「きょうだい愛」をテーマにした絵本を積極的に読んでみてください。

今週の絵本

「おたまじゃくしの101ちゃん」
偕成社

加古 里子 / 作・絵

第10回:ぶたぶたくんのおかいもの

3歳児(のびのび) 7月期 第1回

学習タイム

・活動1:P1…最初に行ったお店に赤のクレヨンで○をつけましょう。2番目に行ったお店に青のクレヨンで○をつけましょう。最後に行ったお店に緑のクレヨンで○をつけましょう。
・活動2:P2…食べ物カードを使ってお買い物ごっこをしましょう。
・数のチャレンジ …「6こ(まい)」数を数える。※活動2の中で食べ物カードを数える。

おうちの方へ

今週の絵本は、「ぶたぶたくんのおかいもの」です。
この絵本は長年に渡って親しまれてきた1冊です。
今回はお話にちなんで、「お買い物ごっこ」の活動をしました。子どもたちはお買い物ごっこが大好きです。この活動の中には、子どもたちに体験してもらいたい内容がたくさん入っています。お母さんに頼まれたものを自分の力で買えたときの達成感はもちろんのこと、買うべきものを「記憶」し、お店屋さんに「伝達」し、お金のやりとりを通して「生活力」も身につきます。ぜひ、ご家庭でもこの貴重な体験を日々の生活の中で取り入れていきましょう。

今週の絵本

「ぶたぶたくんのおかいもの」
福音館書店

土方 久功 / 作・絵

第11回:あのやまこえてどこいくの

3歳児(のびのび) 7月期 第2回

学習タイム

・活動1:P1…全部で何人(匹・頭)いますか。数えましょう。
・活動2:P2…動物カードをハサミで切り、絵本の表紙の絵のように動物を貼りましょう。
・数のチャレンジ …「10」数を数える。※活動1の中で動物を数える。

おうちの方へ

今週の絵本は、「あのやまこえてどこいくの」です。
このお話は、繰り返しのリズムが楽しい、ひろかわさえこさんの作品です。
絵本の表紙に出てくる生き物たちが順番に登場し「~さん~さんどこいくの?」の問いかけに、「あのやまこえて~かいに」と返事をします。次に「~かってどうするの?」と問いかけに、「~するの」とアイディア豊かに答えます。ボタンがカタツムリの帽子になったり、マスクがハトのエプロンになったりと、想像力の膨らむような答えが魅力的です。
歌うような繰り返しのリズムに、優しいコトバが詩のように綴られて、何度も繰り返し読みたくなる絵本です。
ご家庭でも、「○○ちゃん○○ちゃんどこいくの?」「あのやまこえて○○かいに」と、コトバ遊びを楽しんでみませんか。

今週の絵本

「あのやまこえてどこいくの」
アリス館

ひろかわ さえこ / 作

第12回:わんぱくだんのかいていたんけん

3歳児(のびのび) 7月期 第3回

学習タイム

・活動1:P1…3人はどこに探検に行きましたか。あてはまる絵に○をつけましょう。
・活動2:P2…くみは何を使ってうずの穴をふさぎましたか。
あてはまる絵に○をつけましょう。
・活動3:  …ハサミで切って、素敵な貝殻ペンダントを作りましょう。
・数のチャレンジ …5対4どちらが多い? ※個人の理解に合わせて応用編。

おうちの方へ

今週の絵本は、「わんぱくだんのかいていたんけん」です。
この絵本は、わんぱくだんシリーズの中の「かいていたんけん」です。ひとりだったら、けん・ひろし・くみ。でも3人まとめて「わんぱくだん」です。
子どもたちは一緒に海に出かけることはできませんが、潜水の方法を知ることはできます。息を思い切り吸ってから、鼻をつまんで息をとめて…、さあ何秒間我慢できるでしょうか。身体を動かしながら、潜ったり泳いだりの動きを模倣しても楽しいですね。
子どもたちも一緒に冒険する「わんぱくだん」の絵本は、シリーズ化されているので、ぜひお子さんと一緒に他の絵本も楽しんでみてください。

今週の絵本

「わんぱくだんのかいていたんけん」
ひさかたチャイルド

ゆきの ゆみこ・上野 与志 / 作
末崎 茂樹 / 絵

第13回:おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ

3歳児(のびのび) 8月期 第1回

学習タイム

・活動1:P1…「ぴかぴかおばけ」を作りましょう。
おばけの線の上にシールを貼って、真ん中を黄色いクレヨンで塗りましょう。
・活動2:P2…「く」のつく絵の方の道を通ってスタートからゴールまで迷路を進みまし
ょう。
・数にチャレンジ …「4こ」のおはじきの操作。
握った片手の中にはいくつの「おはじき」がかくれてる?

おうちの方へ

今週の絵本は、「おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ」です。
タイトルを聞いただけでわくわくするような楽しい絵本です。このお話に出てくるおばけは、ちょっぴりこわがりで弱虫。表情やしぐさがとても愛らしくかわいいおばけです。また、お話だけでなく絵もとても魅力的で、どのページも色鮮やかに描かれています。中でもホタルがたくさんおばけのおなかに入って「ぴかぴかおばけ」に扮するシーンは、本当におばけがぴかぴかと光を放っているように見えて素敵です。都会では本物のホタルを見ることは難しくなっていますが、季節や場所によってはまだまだホタルを見ることもできるようです。真っ暗な中にホタルの光が鮮やかに光り、子どもの手にのってくれることもあるので、感動的です。

今週の絵本

「おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ」
ポプラ社

わかやま けん / 作・絵

第14回:モグラくんとセミのこくん

3歳児(のびのび) 8月期 第2回

学習タイム

・活動1:P1…幼虫と成虫をそれぞれ線で結びましょう。
・活動2:P2…セミカードを切り、セミを完成させて木にはりましょう。
・数にチャレンジ …「4こ」のおはじきの操作。
握った片手の中にはいくつの「おはじき」がかくれてる?

おうちの方へ

今週の絵本は、「モグラくんとセミのこくん」です。
モグラとセミのこが土の中で出会い、土の下でさまざまな季節を過ごします。絵がとても細かく丁寧に描かれており、四季の場面ではページをめくるのが楽しくなります。
実際に土の中の様子を見ることはなかなか難しいですが、アリの行列が土の中に入っていく様子を見たり、土の中からだんごむしが出てくる様子を観察するなど「土の中で生活している生き物」に触れる機会は身近にあるような気がします。
昆虫たちに沢山出会える夏の時期に「昆虫図鑑」などを見て同じ昆虫を探しに出かけたり、公園などの茂みで昆虫を探したりして、お子さんと一緒に生き物探しをしてみませんか?

今週の絵本

「モグラくんとセミのこくん」
福音館書店

ふくざわ ゆみこ / 作

第15回:くれよんの くろくん

3歳児(のびのび) 8月期 第3回

学習タイム

・活動1:  …クレヨンの箱を開け色の名称を確かめましょう。
・活動2:P1…お話を聞き、指示された色でクレヨンの色を塗りましょう。
・活動3:  …クレヨンで黒の画用紙に花火を描きましょう。
・数のチャレンジ …くれよんはいくつありますか?数えてみましょう。
※活動2を<数のチャレンジ>とします。

おうちの方へ

今週の絵本は、なかやみわ作・絵の「くれよんのくろくん」です。この絵本は、色に対する興味だけではなく、描いている絵にも関心が向いていきます。そこから遊びにつなげたり、いろいろなお話につなげたり、この年代に必要な要素が詰まっている絵本です。
たくさんの色が出てきますが、チョッと仲間はずれになっているくろくんが気になります。はらはら、どきどき…。みんなと同じでなくても、自分の個性を生かせることは素晴らしいことです。くろくんの気持ちを通して、いろいろな気持ちを知り、ほのぼのとした魅力的な本で心の世界を豊かに広げていきましょう。

今週の絵本

「くれよんのくろくん」
童心社

なかや みわ  作 / 絵

第16回:そらまめとわらとすみ

3歳児(のびのび) 8月期 第4回

学習タイム

・活動1:P1…点線をなぞって「そらまめ」「わら」「すみ」を描きましょう。
・活動2:P2…お話に出てきた「そらまめ」はどれですか。○をつけましょう。
・活動3:P3…「そらまめ」からはじまる「しりとりでんしゃ」を完成させましょう。
・数のチャレンジ …「3こ」と「1こ」あわせていくつある?

おうちの方へ

今週の絵本は、「そらまめとわらとすみ」です。
日本の昔話ですが、ご存知ない方も多いのではないかと思います。「サルのおしりはなぜ赤い」「クラゲにはなぜ骨がない」といった昔話と同様に、その理由をおもしろく語るお話で、「ものの言われの話」として分類できる1冊です。
おばあさんが落としてしまった1本のわらとそらまめとすみが旅に出て、途中ですみとわらが川に落ちてしまいます。それを見ていたそらまめが2人の失敗を大笑いし、その拍子におなかの皮が破けてしまいます。最後は「人の失敗を笑ってはいけないこと」をお姉さんに教えてもらい、黒い糸で裂けたおなかを縫ってもらうというお話です。お話のあとに、「そらまめに笑われたわらとすみはどんな気持ちだったのかな?」など、子どもたちとお話ししました。道徳心や思いやりが育つこの時期に、ぜひご家庭でもお子さんとお話ししてみてください。

今週の絵本

「そらまめとわらとすみ」
小学館

西本 鶏介 / 文
本信 公久 / 絵

第17回:ちいさなくれよん

3歳児(のびのび) 9月期 第1回

学習タイム

・活動1:P1…きれいな靴になるように黄色いクレヨンでヒヨコを塗りましょう。
・活動2:P2…1番長いクレヨンに色を塗りましょう。
・活動3:P3…クレヨンから箱まで、線を書きましょう。
・数にチャレンジ …クレヨンはいくつありますか?数えてみましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「ちいさなくれよん」です。
折れて短くなった黄色いクレヨンが、ゴミ箱に捨てられてしまうところから始まるこのお話。黄色いクレヨンは自分がまだみんなの役に立つことができることを信じて旅に出かけます。著者は、「ちびクレヨンの願い」と書かれた解説の中で、「物にも生命があり、それぞれに使命を与えられてこの世に存在していることを考えれば、自ずと物を大切にし、最後まで大切に使う気持ちが生まれてくるのではないでしょうか」と述べています。物のありふれた世の中、「なくなったら買えばいい」「小さくなったら捨てればいい」という考えを、あらためて考えさせられる1冊です。

今週の絵本

「ちいさなくれよん」
金の星社

篠塚 かをり / 作
安井 淡   / 絵

第18回:ぴょんぴょんぱんのかばんです

3歳児(のびのび) 9月期 第2回

学習タイム

・活動1:  …「ぴょんぴょんぱんのかばん」を作りましょう。
①点線のところを谷折りしてから両面テープをはがして、かばん用紙を貼り合わせましょう。
②リボンをセロハンテープでとめて、かばんの紐にしましょう。
③最後にしっぽのシールを貼りクレヨンで好きな模様を描くなどして、かばんを完成させましょう。
・活動2:  …みんなでかばんを肩から下げて、元気に教室の中をお散歩しましょう。
・数にチャレンジ  …「2こ」と「2こ」あわせていくつある?
※<活動2>の中で実施します。

おうちの方へ

今週の絵本は、「ぴょんぴょんぱんのかばんです」です。
ウサギさんが作った小さなかばんのお話で、ウサギさんがかばんを作ったしるしに、かばんにしっぽをつけました。かばんを肩から提げると「ぴょんぴょんぱん!」と、元気にかばんも飛び跳ねます。それを見た動物たちは、かばんが欲しくなり、ウサギさんはせっせとみんなのかばんを作ります。ウサギさんの優しさがたくさんつまったかばんを見ているだけで、心が温かくなりますね。「ぴょんぴょんぱん!」の軽快なリズムの音が心地よく、読んでいるうちに心も弾んできます。今回は、「ぴょんぴょんぱんのかばん」を作りました。ウサギさんのように、布をちくちく縫ったかばんではないけれど、自分の力で最後まで一生懸命作りました。お子さんはどんな模様のかばんを作りましたか?

今週の絵本

「ぴょんぴょんぱんのかばんです」
新日本出版社

香山 美子 / 文
柿本 幸造 / 絵

第19回:どろんこハリー

3歳児(のびのび) 9月期 第3回

学習タイム

・活動1:P1…ハリーが最初嫌いだったことはなんですか?探して○をつけましょう。
・活動2:P2…ハリーが庭に埋めたものはなんですか?探して○をつけましょう。
・活動3:P3…ハリーがよく眠れるように、ふかふかのお布団を描いてあげましょう。
・数にチャレンジ …「4こ」のおはじきの操作。
握った片手の中にはいくつの「おはじきが」がかくれてる?

おうちの方へ

今週の絵本は、「どろんこハリー」です。
このお話は、1964年に初版が刊行され、50年以上経った現在もたくさんの子どもたちに読み継がれている大人気の絵本です。登場人物の生き生きとした表情とシンプルでわかりやすいストーリーが魅力で親子で楽しめる1冊です。
ハリーは黒いぶちのある白いイヌ。元気いっぱいのハリーですが、お風呂だけは大嫌い。ある日お湯をためる音が聞こえてくると、ブラシを裏庭に埋めて慌てて逃げ出します。こうして、ハリーの冒険が始まります。道路工事の現場や石炭トラックとの遭遇など、さまざまな冒険を楽しんでいるうちにハリーの身体は真っ黒け。黒いぶちのある白いイヌが、いつの間にか真っ黒なイヌに大変身。ハリーと同じようにどろんこ遊びの大好きな子どもたちには自分と同化しながら楽しめる魅力的な絵本です。

今週の絵本

「どろんこハリー」
福音館書店

ジーン・ジオン         / 文
マーガレット・ブロイ・グレアム / 絵
わたなべ しげお        / 訳

第20回:お月さまってどんなあじ?

3歳児(のびのび) 10月期 第1回

学習タイム

・活動1:P1…1番長い棒を持っている動物に青い○をつけましょう。1番短い棒を持っている動物に赤い○をつけましょう。みんなお月さまに届くように棒とお月さまを線で結んであげましょう。
・活動2:P2…はさみを使ってカードを切りお月さまを完成させましょう。お月さまどんな味がしたと思うかお話ししましょう。
・活動3:P3…どれとどれを合わせたらまるいお月さまになりますか。合う形を選んで○をつけましょう。
・数にチャレンジ …こっちとこっち、あわせていくつ?

おうちの方へ

今週の絵本は、「お月さまってどんなあじ?」です。
1955年ポーランド生まれのマイケル・グレイニエツの作品で、1966年日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞しました。ストーリーはもちろんのこと、和紙に色をつけたような味のある絵も魅力の1冊です。
今回の主役である「お月さま」は人々の想像力をかきたてる存在です。満月から少しずつ月が欠けていく姿、少し霞がかった月、くっきりと明るく浮かぶ月、ウサギがおもちをついているように見える月など、子どもでなくても思わず手を伸ばしてさわってみたくなりますね。この絵本の最後にお月さまをかじってしまう場面があります。さあ、いったいどんな味がしたのでしょうか。この表現がまた何とも言えず魅力的で、「お月さまのかけらは、みんながそれぞれいちばんすきなもののあじがしました」と書かれています。さて、お子さんはどんな味を想像したのでしょうか。

今週の絵本

「お月さまってどんなあじ?」
セーラー出版

マイケル・グレイニエツ / 文
マイケル・グレイニエツ / 絵
泉 千穂子       / 訳

第21回:だんまりこおろぎ

3歳児(のびのび) 10月期 第2回

学習タイム

・活動1:P1…お話に出てきた「コオロギ」はどれですか?みどりの○をつけましょう。お話の中で「みんみんみ」と鳴いていた虫はどれですか?だいだいの○をつけましょう。みんなで鳴き声を真似をしてみましょう。
・活動2:P2…こおろぎさんはどうやって鳴いてたのか話し合う。「こし・こし・こし」すりあわせていた羽を確認し、きれいな色で塗りましょう
・数にチャレンジ …こおろぎさんのごはんです。おはじき「4こ」あげましょう。

おうちの方へ

今週の絵本は、「だんまりこおろぎ」です。「だんまりこおろぎ」は「はらぺこあおむし」でおなじみのエリック・カールの作品です。小さなコオロギぼうやがいろいろな虫たちと出会い、一生懸命羽をこすりあわせて挨拶しようとしますが、音が出ません。お話の中では「こおろぎぼうやもあいさつしたくてちいさなはねをこし・こし・こし・・でもあらら おとがでないよ うたえない」というフレーズが繰り返し登場します。エリック・カールの鮮やかな色彩の絵と、繰り返しのフレーズが子どもたちの心を惹きつけます。少しずつ成長を遂げたコオロギが、最後の場面でとても美しい音を奏でます。絵本の最後のページを開くと聞こえてくる、コオロギの鳴き声がとても素敵で、秋の季節を感じる1冊です。

今週の絵本

「だんまりこおろぎ」
偕成社

エリック=カール  / 作
工藤 直子     / 訳

第22回:ウサギとカメ

3歳児(のびのび) 10月期 第3回

学習タイム

・活動1:P1…ウサギとカメのお話ではどちらが競争に勝ちましたか。
勝ったほうに○をつけましょう。
・活動2:P2…○カードを作りましょう。
・活動3:P3…カードを飛ばして遊びましょう
・数にチャレンシ …おはじきを「4こ」取り○カードを買いにいきましょう。
※今回は<活動2>を数にチャレンジとします。

おうちの方へ

今週の絵本は、イソップ物語でおなじみの「ウサギとカメ」です。
昔から読み継がれているお話ですが、絵本によって内容が少し異なります。今回使用した絵本は、絵もほのぼのとしており、勝負に負けたウサギも悔しがることよりも、素直に負けを認め、相手を賞賛します。最後の場面で2人が握手を交わし、リンゴを仲良く分けて食べる場面は特にほのぼのとしており、心が和みます。競争するということは、頑張ることや、負けて悔しいと感じることもとても大切ですが、お互い頑張ったことを賞賛し合う今回の「ウサギとカメ」のお話は、なんだかあたたかい気持ちになりますね。

今週の絵本

「ウサギとカメ」
岩崎書店

蜂飼 耳    / 文
たしろ ちさと / 絵

第23回:ねずみのいもほり

3歳児(のびのび) 11月期 第1回

学習タイム

・活動1:P1…芋ほりの季節と同じ秋の季節のものを見つけて○をつけましょう。
・活動2:P2…指先を使って折り紙をちぎり、お芋に貼って大きなお芋を完成させましょう。
・数にチャレンジ …「5こ」のおはじきが入ったお皿を選んで折り紙を買いに行きましょう。
※今回は<活動2>の中で実施します。

おうちの方へ

今週の絵本は、「ねずみのいもほり」です。
この絵本は「7つ子ねずみシリーズ」の中の1冊で、今回の絵本の他にも「ねずみのでんしゃ」「ねずみのかいすいよく」「ねずみのさかなつり」などシリーズとして何冊か出版されています。この絵本は絵があたたかく、どのページも自然にあふれています。季節に合わせて、ぜひ他の絵本も読んであげたいですね。
今回のお話の中で、お父さんが一生懸命に子どもたちのスコップを作る場面があり、そのシーンがとても魅力的です。昔は作れるものは何でも家にある材料で作り、壊れたら直して、破れたら繕って…。そうやって生活をしていました。絵本のほんのわずかな一場面ですが、とても魅力を感じます。

今週の絵本

「ねずみのいもほり」
ひさかたチャイルド

山下 明生     / 作
いわむら かずお  / 絵

第24回:わゴムはどのくらいのびるかしら?

3歳児(のびのび) 11月期 第2回

学習タイム

・活動1:P1…長さの比べっこをしましょう。それぞれどちらが長いですか?長い方に○をつけましょう。
・活動2:P2…ゴムはどのくらいのびるでしょうか。実験しましょう。
・活動3:  …ゴムを使って「わごむロケット」を作って遊びましょう。
・数にチャレンジ …「5こ」のおはじきが入ったお皿を選んでロケットの材料を買いに行きましょう。
※今回は<活動3>の中で実施します。

おうちの方へ

今週の絵本は、「わゴムはどのくらいのびるかしら?」です。
わゴムがどんどん伸びて、自転車→バス→汽車→飛行機→船→ロケット…そして最後は宇宙まで、どんどん進みます。まるでちょっとした世界旅行を体験しているようで、想像の世界が広がる楽しい絵本です。生活に欠かせない身近なわゴムですが、子どもにとってはわゴム飛ばしやゴム跳びなど、遊びに欠かせない魅力的なもののひとつです。伸びたり縮んだり跳ねて飛んだり…。ぜひ、お子さんと一緒にわゴムで楽しく遊んでみましょう。

今週の絵本

「わゴムはどのくらいのびるかしら?」
ほるぷ出版

マイク・サーラー   / 文
ジェリー・ジョイナー / 絵
きしだ えりこ    / 訳

第25回:すてきな三にんぐみ

3歳児(のびのび) 11月期 第3回

学習タイム

・活動1:P1…おはなしの中で「おどしのどうぐ」はどれでしたか?正しいもの3つに○をしましょう。
・活動2:P2…お城の屋根を鉛筆で書きましょう。
・活動3:P3…子どもたちの列を見て、前から3番目の子に赤い○をしましょう。前から5番目の子に黄色い○をしましょう。
・数にチャレンジ …こどもたちは何人いますか?数えてみましょう。
※今回は<活動3>の中で実施します。

おうちの方へ

今週の絵本は、「すてきな三にんぐみ」です。
50年近く読み継がれている絵本で、色使いの素晴らしさに感動します。月あかりと黒い影だけで、泥棒たちが闇の中、山を降りる様子を表現したり、あえて左のページは黒く塗りつぶし、右のページの絵だけで町の様子を表現したり、どのページも魅力を感じる1冊です。
ものを盗むことはいけないことだけど、みなしごの子どもを集めて立派に育て、すくすくと成長する姿を見守った泥棒たち。この絵本を読んだ子どもの目にはどのようにうつるのでしょうか。あえて、親の目線からの感想を押し付けずに子どもが感じたままに読んで欲しい絵本です。

今週の絵本

「すてきな三にんぐみ」
偕成社

トミー・アンゲラー / 作
いまえ よしとも  / 訳

第26回:ポッケのワンピース

3歳児(のびのび) 11月期 第4回

学習タイム

・活動1:  …ポケットは全部でいくつありますか。絵本を見ながらみんなで数えましょう。
・活動2:P1…洋服にポケットを描きましょう。描いたら色を塗りましょう。
・活動3:P2…1番右のポケットに赤色いシールを貼りましょう。右から3番目のポケットに黄色いシールを貼りましょう。
・数にチャレンジ …お皿の中のおはじきを「5個」にしてみましょう。あといくつで「5個」になる?

おうちの方へ

今週の絵本は、「ポッケのワンピース」です。女の子のかわいいワンピースにお母さんがたくさんのポッケをつけてくれました。お散歩に出かけると、次々と動物たちがやってきてポケットに入っていきます。今回は絵本に出てきた「ポケット」を題材にポケットの数を数えたり、ポケットを描いたり、右から2番目のポケット位置を探したりなど、さまざまな学習活動につなげていきました。お話で興味をもったものが題材だったのでみんな集中して取り組んでいましたね。左右の理解はまだ難しいですが、今回言った「右から2番目」などはぜひご家庭でも繰り返し言ってみてください。例えば、おわんを5つ伏せて並べて「今日のおやつは右から4番目に入っているよ」などと楽しみながら、数・左右の理解へとつなげていくとよいですね。

今週の絵本

「ポッケのワンピース」
学習研究社

つちだ のぶこ / 作

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