東京・神奈川を中心に、保育に教育を取り入れた新しい形の保育園。子どもたちが家庭にいるのと同じように落ち着ける場所を提供しながら保護者の方と一緒に子育てをする保育園 保育に教育を。―パレット保育園
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のびのびクラス(3~4歳)

第34回:まちには いろんな かおが いて

3歳児(のびのび) 3月期 第34回

学習タイム

・活動1:   …粘土を使っていろいろな顔を作りましょう。
・活動2:  …みんなで「にらめっこ遊び」をしましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを「5個」取り、お腹を空かせたお友だちにあげましょう。

おうちの方へ

絵本作家の佐々木マキさんが、自ら町でみつけた「さまざまな顔」(に見えるもの)を撮影して写真で構成された作品です。町を歩いていると、「さまざまな顔」に出会います。マンホール、公園の遊具、家のドアや窓…。車もライトの形によって「険しい顔」「おとぼけ顔」「真面目そうな顔」など、いろいろな顔に見えてくる事ありませんか?同じ物でも「横から見たら?」「反対側から見たら?」見る方向や方法を変えるだけで、全く違うものに見えてきたりします。物事を見る視点が広がりますね。是非皆さんも、お子さんとお散歩に出かけ、空に浮かぶ雲を見上げたり、いろいろな家の形を見ながら「さまざまな顔」を探してみませんか?

今週の絵本

「まちには いろんな かおが いて」
福音館書店

佐々木マキ/文・写真

第35回:こすずめのぼうけん

3歳児(のびのび) 3月期 第35回

学習タイム

・活動1:  …作り方を理解して「ぱたぱた鳥」を作りましょう。
・活動2:  …リズムに合わせて「ぱたぱた鳥」を動かしながら探検しましょう。
・数にチャレンジ:…お皿の中から「5個」おはじきを取り、鳥カードと交換しましょう。
※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

こすずめがお母さん鳥から離れて巣から飛び立った先でさまざまな困難とぶつかります。疲れ果て、ようやくお母さん鳥と再会した時のこすずめの安堵の気持ちがこちらまで伝わってきます。お母さん鳥の翼の下で眠ったこすずめはどんなにほっとした事でしょう。皆さんのお子さんたちもこれからさまざまな困難とぶつかりながら1歩ずつ成長していきます。かわいい我が子が困難に出会わないように守ってやりたくなるのが親心。でも、「かわいい子には旅をさせよ。」の言葉にもあるように、子どもが自分の力で1歩ずつ前進できるように見守ることも大切です。親という字は「木の上に立って見守る」と書きます。今週のお話はまさしくそんな親子の姿を描いた1冊です。

今週の絵本

「こすずめのぼうけん」
福音館書店

ルース・エインズワース/作
石井 桃子/訳
堀内誠一/画

第36回:しりとりのだいすきな おうさま

3歳児(のびのび) 3月期 第36回

学習タイム

・活動1:  …8種類の絵カードを「しりとり」で繋げて貼り、冠を完成させましょう。
・活動2:  …完成した冠を頭に載せ、インタビューに答えましょう。
・数にチャレンジ:…お皿の中から「5個」おはじきを取り、冠&しりとりカードと交換しましょう。
※<活動1>の中で実施します。

おうちの方へ

子ども達はことば遊びが大好きです。中でも「しりとり」は道具も場所も使わず、どこでも気軽に楽しめる遊びの代表です。ポイントは、子どもが知っている馴染みのあることばだけでなく、普段あまり馴染みのないことばも、意識して大人がしりとりの中に取り入れること。語彙を増やすきっかけになります。たとえば、「くるみ」「ききょう」「ひばち」「かんな」「はたき」など、身の回りにあるもののほか、こんなことばもあるんだよと紹介することで、たくさんのことばに触れ、そのものやその意味を知ってほしいと思っています。

今週の絵本

「しりとりのだいすきな おうさま」
すずき出版

中村翔子/作
はたこうしろう/絵