ぐんぐんクラス(5~6歳)
第34回:ちくわのわーさん
5歳児(ぐんぐん) 3月期34回
学習タイム
・活動1: …ことばを組み合わせて文章の面白さを楽しみましょう。
・活動2: …自己紹介をして小学校で頑張る(楽しみな)ことを発表しましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い10個の操作をしましょう。
おうちの方へ
ちくわのわーさん、どこかへ急いでいるようですが、あちらこちらへ寄り道ばかり!お昼寝したり、こいのぼりになってみたり、巻きずしさんの服を着てみたり…夕方までに無事目的地へ辿りつけるのでしょか?
読むほどにくせになる、ナンセンス・ユーモア絵本!リアルに描かれたちくわが、口笛を吹きながら歩いていき、ページをめくるごとに「そうくるか!」と驚かされるような、奇想天外なストーリーに、子どもだけでなく大人も大笑い間違いなし!食べ物たちは、まるで心があるかのように、元気に走り、歌い、なぐさめてくれるそんな1冊です。
今週の絵本
「ちくわのわーさん」
ブロンズ新社
岡田よしたか/作
第35回:ろくべえまってろよ
5歳児(ぐんぐん) 3月期35回
学習タイム
・活動1:P1…①みつおくんが家から持ってきたものに指示された印をつけましょう。
②小学生は何年生ですか。□の中にその数を書きましょう。
・活動2:P2…③ろくべえは何が好きですか。そのために家に帰って何と何を持ってきましたか。持ってきたものに指示された印をつけましょう。
④ろくべえは、どんな気持ちで穴の中にいると思いますか。あなたが思うろくべえの気持ちの表情に指示された印をつけましょう。
・活動3: …ろくべえを助けられるような長いひもを作りましょう。
・数にチャレンジ:…おはじきを使い10個の操作をしましょう。
おうちの方へ
この絵本は、穴に落ちたろくべえを助けようとする子どもたちの気持ちや会話にどんどんと引き込まれ、いつのまにか見ている子どもたちが全員が登場人物の子どもの気持ちになってしまう、そんな絵本なのです。文章使いも日常の生活の様子が想像されるような臨場感のある用い方です。絵本を見ている子どもたちは、ろくべえを助けた時には「やったー」と自分のことのように大喜びです。人間同士のふれ合いの中で、ろくべえに「まってろよ」と呼びかける子どもたちの優しさが心に伝わります。私たちの気持ちを「ほかほか」させてくれる貴重な1冊です。
今週の絵本
「ろくべえまってろよ」
文研出版
灰谷健次郎/作
長新太/絵
第36回:いちねんせい
5歳児(ぐんぐん) 3月期36回
学習タイム
・活動1:P1・2…「くんぽんわん」の詩のページの問題です。□の中にあてはまる文字を 書き入れましょう。
・活動2: …1年間の中で楽しかったことを発表しましょう。
・数にチャレンジ: …おはじきを使い10個の操作をしましょう。
おうちの方へ
もうすぐ1年生。子どもたちは小学校への期待を胸に抱え、小学校ではどんなことをするのかな、と考えています。あんなことをやってみたい! など、頭の中で自分の姿を想像していることでしょう。この本は、詩を通して幅広い楽しさを伝えてくれます。それでいて、1年生らしい純粋な眼でまわりのことをしっかり見ています。あどけない姿が感情的に、楽しく豊かに表現されています。そして、この機会に是非、何でも書いてみる習慣を身につけ、表現力を磨いていきましょう。
今週の絵本
「いちねんせい」
小学館
谷川俊太郎/詩
和田 誠/絵